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#2 続・前衛後衛のナゾ

【位置パワーの概念】

さて、#1では話が少々逸れたため、#2で前衛後衛に関して少し詳しく話しましょう。
建築に関しては、裏方をやりながら覚えていくのが一番なので、
一旦説明のしやすい前線のお話からさせて頂きます。ご了承くださいませ。






FEZはアクションゲームです。
そのため、常に同じ場所に居れば同じ効果があるとは限りません。
まずは自分のポジション―つまり、現在、居るべき場所を考えることが大事です。
敵に対して有効な場所をとれば、敵より有利に動けるのは当たり前の話です。
この立位置による差を『位置パワー』の差とでも名付けましょう。

…別になんだっていいんですけどね。

前衛後衛が無い、というのは、この『位置パワー』が大いに関わってくるからです。
例えば、敵に届かないところから剣を振っても、敵はダメージを受けません。当然です。
では、敵の剣が届かないところから、敵に届く槍を振ったらどうでしょうか。
これは自分の位置パワーが敵より上ということです。

自分の攻撃範囲
 ○――→
敵の攻撃範囲
    ←―●

合せると下のようになります。
 ○―←→●

あくまで例えですが、これが位置パワーの簡単な説明です(槍なんてFEZにありませんしね。)
この位置パワーというのは、絶えず流動し、同じ場所に戻ることはあっても
留まることはありません。
よって、常に前後左右に動き回り、位置パワーの有利な場所を探すことが大切です。

しかしながら、FEZは上記の様に、
敵に一方的に攻撃が当り、自分はノーダメージ
などという都合の良い位置パワーは存在しません


なぜか?

それは、若干の例外を除きますが、FEZのスキルや武器のリーチが、
『敵に攻撃が届く=自分にも攻撃が届く』という設定だからです。
つまり、自分が敵にダメージを与えたいならば、
自分も敵の攻撃範囲に入らなければなりません。

※例外―俗に、『引き撃ち』と呼ばれるものですが―はまた別の項目で記載する予定です。
これは条件が揃わないと出来ないので、初心者は後々覚えていきましょう。


有利、不利の位置パワーが絶えず流動しているのは、
前線には他の職業が入り混じり、常に押し引きが起こっているからです。
敵の有利な位置パワーを打ち消すためには、
自分自身が攻撃の届く範囲に出て、相手の位置パワーを乱す必要があります


えっ?
ウォリアーに対して弓スカウトは遠くから一方的に攻撃できるじゃないか!って?

これは位置パワーよりも職業パワーで圧倒されます。
せっかくですから軽く説明しましょう。


【位置パワーの次は職業パワーって何?】

先ほどは位置に関する有利不利でした。
今度は職業間による有利不利です。

FEZは現在、3すくみと呼ばれる有利不利があります。

ウォリアーはスカウトに対して強い
スカウトはソーサラーに対して強い
ソーサラーはウォリアーに対して強い

ウォリアー>スカウト>ソーサラー>ウォリアー>スカウト…

という感じですね。
この3すくみによる職業間のダメージの増減もありますので、
初心者さんはまずこれを頭に入れておきましょう。
…とはいうものの、操作する人の腕前によって、多少の有利不利は打ち消されることが
ままありますが、まあそれはとりあえず置いておきましょう。


ウォリアーの代表的なスキルに、『エンダーペイン』というものがあります。
ダメージを受けた際ののけぞりを無くし、強制ダウン攻撃以外ではダウンしなくなります。
これが弓スカウトにとっては脅威となります。
弓のダメージは他の攻撃に比べ、低めになっています。
それでも、職業補正の大きいソーサラーにとっては嫌なダメージに変わりはないのですが、
ウォリアーの場合、多少攻撃を喰らってもノックバックが無いため、
立ち止まることなく敵との距離を詰めることが出来ます。

この特性のため、ウォリアーは弓スカウトの天敵となっています。

では、次回は弓スカウトが狙うべき敵と、狙うべき位置を考えてみましょう。


【Point!】

rァ 絶えず有利な位置が変わるFEZでは、前線での位置取りが大切。
 rァ 相手の攻撃が届かない範囲に居ては自分の攻撃も届かない!

by NATU_A_N | 2007-09-14 18:35 | 戦争
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